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山本 かの子
復活n
私の誕生日祝いで庭に植えられたチェリーセージという植物は、何度雨や風で花が落ちようとも、何度でも花を復活させます。その強さに、私はいつも感心しています。
絵画研究室
山本 かの子
教育学部 美術教育専修
気がついたら絵を描くことが好きでした。絵が上手くなるために試行錯誤するのが楽しかった。
作品と意識してイラストを描き始めたのは多分中学2年。高校で絵画に触れ得意を知り、新しい表現を探した大学で日本画と出会いました。
大学に入って、絵とは何か考えることになりました。上手い絵と良い絵はイコールではないと知りました。ただ楽しいから描くのではなく、もっと崇高な意味がないと駄目だと思いました。自分らしい絵を模索して、それを繰り返しました。
でもそうしたらなんのために絵を描くか分からなくて、絵を描く気が起こらなくなりました。
だから、開き直って初心に戻ることにしました。ただ楽しいから絵を描くでもいいじゃないか!それだけで十分じゃないか!と。
私にとって絵を描くことは、試行錯誤を楽しむこと。
きっと、楽しんで描いたという、そのパワーを持った絵が、私らしい絵。
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